兄目線でアニメ
 
アニメに対する、視点、論点、あと,メイドさんとか、自作PCとか、鉄道とか酒とかな話。
 



2007年9月を表示

UFOの季節。

いやー、最近かなり疲れてるんですよね。本当に疲れてるんですよ。ああ、疲れた、疲れた。

そんなわけで、書く元気が無いのである。



9月30日(日)09:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

第七章『人権問題、そして奴隷狩』⑨



 突然の衝撃。どうやら電車が急停止したらしい、慣性の法則で強化された重力と後ろに立っていた乗客の体が僕にのしかかってくる、どうやら女性らしい、柔らかさと湿度でそう判断する。
「ごめんなさい。」倒れこんできたのは紛れもなくメイドさんだった、僕の顔を見てほっとしたような表情で「これじゃまた帰れないな。」うん、そうだね、電車が止まってしまったからね、でも帰るだけなら僕らには二本足がある、大丈夫、そんなに大変な事じゃないと思う。
僕らは止まってしまった電車から降りて、暗いトンネルを歩き始めた、方向が合っているはずだからいつか家に着くはずだ。
歩き始めてからしばらくすると、すこし疲れたので一休みする事にしたけれど、休みたくても暗いトンネルにはベンチはおろか座布団さえない。二人で途方に暮れていると、例のポニーに引かれた自転車に乗る大きなヘルメットをかぶった頭だけの彼が暗いトンネルの向こうからやってきて、僕らの前で止まると自転車の荷台にくくりつけられた大きな籠の中の毛布を、受け取って欲しいと言ってきた、どうやら彼はこの毛布を届けるためにわざわざここまで来てくれたらしい。
地獄に仏にとはこのことだ、ぼくらは心から感謝して毛布を受け取るとそれに包まって寄り添って眠った。するとトンネルの中に朝が来くる。そう、待ちに待った朝が来るのだ。



9月28日(金)21:39 | トラックバック(0) | コメント(0) | 私小説 | 管理

第七章『人権問題、そして奴隷狩』⑧



僕は社員証を裏返し、夕方の休憩時間を使って近くの大学に潜り込む。うまくやれば偽造の学生証ぐらい手に入るはずだ。まずは購買部に入る、昼飯抜きで腹が空いたのでねじねじどーなつでも買おうと思ったのだ、しかし其処には何と偽造の学生証も売っているじゃないか、僕は早速それを買おうと店員に話しかけた。
店員は学生アルバイトで、無僕が代金を払う前に僕に、学生証と偽造学生証マニュアルと書かれたファイルを渡す。
しかし、実際に手に取るとそれが僕にはとても恐ろしい事に感じた。怖い怖い、僕はどーなつを買うのも忘れて走り出した。風紀委員の学生と教師が追ってくる。大丈夫直ぐに地下鉄の駅だ、僕は何の躊躇なく正門をくぐり駅に紛れ込む、地下鉄にしてはホームが多すぎる、ホームの無いところにも線路が通っている。そして電車はそんなホームのない線路に止まった。

ホームがないからといって乗らないわけには行かない、僕は追われているんだ、コンクリートのホームから飛び降りて、線路を何本かまたぎ、電車を目指す。
すると、僕を皮切りに何人もの人間が同じようにホームから飛び降り電車を目指す。僕はやっとの思いで電車にたどり着くけれど、電車はもう満員だ、でも乗らないわけには行かないのだ。
電車にしがみ付く大勢の人々を踏み台にして僕は電車の天井に乗っかる。まもなく電車が動き出す、乗れなかった大勢を残して、走り出すと、電車の窓が開いている。僕はなんとか其処から車内に侵入する。電車は扉付近だけ混んでいるようで、座席の方は驚くほど空いている。車内でおち着いて汗を拭いていると過激なまでの視線を感じる。恐る恐るその視線と時分の視線が交わらないように注意し様子を伺う、どうやら隣に立っている若い男が、偽造学生証のファイルを凝視しているようなのだ。

「あの、その学生証譲っていただけませんか?」と彼は言った。僕は風紀委員に追われる原因である偽造学生証をどうにか処分したいと思っていたので、これは丁度いいと彼にファイルと供に偽造学生証を喜んで渡すと「ありがとうございます」彼は受け取るやいなや、学生証を大切そうにしまうと鞄にしまうとファイルを開いて中の書類を読み始める。
いや、読んでなんかいない、読めるはずがないのだ、だってそのファイルに綴じられているのは偽造学生証の使用方法を示したマニュアルなどではなく、単なるポルノ写真なのだ、けれども男の眼球はまるで文章を読む時のように一定のリズムで上と下とを行ったりきたりしている。
『ああ、そうか、若いって言うのはこういうことなんだな』と僕はなんとなく感じると、そろそろ本気で恋でもしてみようかと、唐突にそして素直に思った。



9月27日(木)21:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | 私小説 | 管理

第七章『人権問題、そして奴隷狩』⑦

ああ、呼んでいるんだなと思う。中にはメイドさんが居るに違いない、どうせ自分のベットに帰れないのなら、メイドさんと一夜を明かすのも悪くない。
 そして僕は、永延と裏切りの行為に耽るのだろう。悲しい事に、まだまだ目は覚めてくれそうに無い。
問題は目が覚めないということ、夢からの目覚めの方法は意外と簡単で、そう夢の中で落下すれば・・・落下の夢は目覚めに続いているのだと阿部公房先生も言っていたっけ。
 でも、近くにはあの、人を惑わせる公衆便所だけ、そうだ、セクシャルなの夢も又、目覚めに繋がっているんじゃないだろうか?
 セクシャルな夢・・・異性と抱き合おうとした瞬間、おわずけとばかりに目が覚めるのだ。では、メイドさんの誘いに乗ってみるのも悪くない。
 しかし、まてよ、仮に目が覚めなかったら・・・あの寝覚めの悪い夢精という奴はごめんだね。

 僕は、考え込んだ。考え込んでいるうちに夜が明けて、会社に行く時間だ、今日からまた訪問先が変わる。そこは嫌に忙しい店だ。屋台まで出して、今日は祭りか?
 「いや、ご主人様の誕生日ですよ今日は・・・ああ、お腹空きましたね、お昼ご飯買ってきてよ。」
 近くのスーパーのつくねハンバーグ餡かけ弁当は最高だ。そのスーパーの店員の一人は何かの事故か、先天性の障害か、体が肩から上しか無いのだ。よく生命活動を続けていられるもんだ、あのやたら大きな卵型のヘルメットに味噌があるのだろう。
 そんな彼が、何と今日は自転車に乗るという、物珍しさにマスコミや野次馬が集まる。そうか、だから店も忙しかったのか。屋台も出るわけだ。
 彼は自転車(ただし三輪)のサドルに縛り付けられて、口にハンドルから伸びた棒を咥えさせられる。これで操作は出来るだろう、しかし彼には胴体どころか足が無いこれじゃペダルが漕げすに進むことも出来ないだろう。すると、ぼろきれで作った縫いぐるみようなロバが現れて自転車に括り付けられる。ゆっくりと車輪は動き出した。
 ぱちぱちぱち、無感動な大衆の善意の拍手が響き渡る。これだけ人が多くては、もう弁当は売り切れてしまったかもしれない。

 それにしても、素晴らしい光景じゃないか!これがシュールレアリズムと言わずして・・・「やっぱり、ダダイズムから離れる事で初めて、シュールレアリズムは、新しい次元にいけるのかもしれない、そういう意味で日本のシュールレアリスト達は、思想が無い分、優秀ですよ。思想が技法を発展させてるんじゃなくて、技法が技法を進展させてゆく。」
 そうだ、だから、阿部公房も村上春樹も、あと不条理コミックはフランスで大人気なんだな。ところでノーベル賞の賞金はいくらだったっけ?
 それにしても、まだ目が覚めない。そろそろ旅を終わりにさせたいのに、どうすればいいと思う?
 「そんなこと、言ってないで、お客さんが沢山なんだから!」メイドさんはそう言う、そう言われても、今、僕の手の中にある商品にはバーコードがついていない、これじゃ、レジを打ちたくともどうしようもないじゃないか。
 僕は、まごついた。日はまだ暮れてくれそうも無いのに、電車の発車時刻だけは刻々と迫っているのだ。
ここはどうにかして逃げ出さないと、さてどうするか、僕は社員証を見た。社会人は学生と違って途中でサボって、ふけちまう事なんて出来ない。でも逆に、学生なら以外に簡単に何時でも学外から逃げ出して、家路に着くことが出来るのだ。



9月26日(水)09:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | 私小説 | 管理

第七章『人権問題、そして奴隷狩』⑥



車は会社の営業事務所に向かうため。地下鉄駅に横付けされた、「送ってくれてありがとう」メイドさんに挨拶して、車を出る前に服装の乱れを確認する。すると奇妙な事に、コートの下は、白と黒の逆転したエプロンドレスだった。
これは困った事だ。急いで黒いフリル付きのエプロンを脱ぐと下は白いワイシャツだ。これなら違和感は無いが、ネクタイが無くては仕事にならない。
 僕は車でショッピングモールまで行ってもらい、そこでネクタイを探す。しかしなかなか見つからないため、布を買ってミシンをかける羽目になる。もう午後二時だ、僕は半べそで、会社に電話する。完全に遅刻。冷や汗が噴出す。

 寝苦しさから目を開くと、布団の中で、二人とも汗ばんでいた。気温と体温と布団があつすぎたのだ。メイドさんが湿ったパジャマを脱ぎ始める。僕はメイドさんの背中にもたれて、自分も服を脱ぎ始めた。また汗をかきそうだ。
 その後も、会社で、労働の汗をかく。汗は体臭となって、僕を不快にさせたが、そうこうしている内に、終業時間。

 「業務が終わればメイド狩り!」

 「業務が終わればメイド狩り!」

 駅前のスピーカたちは、何が楽しいのか、愉快そうに歌っている。この街ではメイド狩りが夕方以降行われるらしい。
僕が早速手にしたものは棒の先に半円状に弧を描いたパイプが取り付けられた、さすまたのような物だった。
 でも、さすまたは敵を遠ざける為のもの。しかし、これはメイドさんを捕まえるための道具だ。使い方はカンタンだ、さすまたのように対象、つまりメイドさんの胴に半円形のパイプを押し付ける。するとスイッチが入って、半円形のパイプの先の部分から、円を完成させるようにもう一本一回り細いパイプがと飛び出して、メイドさんを捕獲する。始めは大人の玩具屋でしか捕獲用の道具は買えなかったが、メイド狩りが一般化するにつれて、今は少し大きめの雑貨屋やホームセンターでも、道具は買えるのだ。

 なにせ、この街はメイドだらけだ。メイドさんは一年中発情している上、知識が足りないので、増えてしまうのも当然だ。
 メイドさんたちは昼間、道を丁寧に箒がけしている。それは何と、献身的な絵か、しかし街が夜に染まれば、メイドさんたちに行くあては無い。流浪の民は、時に野良犬や野良猫以上に嫌悪されるのだ。
 物々しいメイド捕獲機、僕も同じメイド狩りのサラリーマン連中に混じって、灰色の背広を着たまま、メイド狩りに勤しむ。メイドを捕まえたら、通勤列車という奴隷船にメイドさんを詰め込んでいく、目的地は何処だったか?
 そんなわけで、通勤列車はメイドさんでいっぱいだ。僕らの入る余地は無い。これでは帰れないじゃないか、僕はあてもなしに歩き始める。公園の公衆便所の窓から白い手が覗きヒラヒラとゆれる。



9月25日(火)16:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | 私小説 | 管理


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