兄目線でアニメ
 
アニメに対する、視点、論点、あと,メイドさんとか、自作PCとか、鉄道とか酒とかな話。
 



2006年8月を表示

夜明けのカップヌードル。

今日は、フラッシュアニメの作りすぎで疲れたので短めに。
お酒を飲みまくる人は解ると思うけど、沢山飲んで、そのまま寝ちゃった次の日はラーメンを食いたくなる。特にしょっぱいカップめんが。
なんでこういうものが食いたくなるかというと、酒を飲むと塩分と水分が外に出てしまうからだそうで、それらが良く取れるのがラーメンのスープって訳。
そしてやっぱりカップめんの王者は、ラ王でも具多(ぐーた)でもなく、シンプルなカップヌードルがいい。僕的にはシーフード、塩、しょうゆの順にオススメだけど・・・ちょっと思うことは、サイゼリアのカクテルサラダのエビとカップヌードル(しょうゆ)に入ってるエビって、安さといい形といい、出どこは同じなのかなってこと。
エビを養殖するためにマングローブが消えてゆく。
だけども、問題は今日の雨、傘がない。
傘が無いとメイドさんがただでさえ濡れてるのにもっと濡れてしまうでしょ。



8月29日(火)18:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | お酒 | 管理

週間アニメランキング3

そんなわけでランキング。先週、高ランクだった作品のが番外にいったり、少しずつランクを上げてる作品も多い展開。
① ↑ ハチミツとクローバー
② ↑ ひぐらしのなく頃に
③ ↑ NHKにようこそ
④ ↑ 貧乏姉妹物語
⑤ ↑ ちょこっとシスター
⑥ → 桜蘭学園ホスト部
⑦ ↑ ゼーガペイン
⑧ ↑ それゆけ徹ノ進
⑨ ↑ ウイッチブレイド
⑩ ↓ ゼロの使い魔

まず10位、ゼロの使い魔はお風呂シーンがあったり、ルイズが一服盛られて、ツンからデレへという解りやすい内容。
9位ウイッチは先週から雅音が卍解を遂げてパワーアップ。しかし今回のみどころは小山力也の無理に笑おうとする演技。
8位は徹ノ進。徹ノ進がルミちゃんの宿題を手伝う話。宿題を手伝うところから、巨大ロボが出現し、それを倒すという、嵐のような展開。
7位、ゼーカは守凪の動きがいい(作画としてオーバーで)あと戦闘シーンもいつもより頑張ってた。
6位ホスト部は、夏恒例の肝試しネタ。僕自身おもう事は、馨と光の書き分けが、毎週上手くなるのが良いと思う。
5位ちょこっとは、妹が他の女とデートしたので、嫉妬する話。今回は、主人公に好意を寄せていた管理人さんが、主人公のデート現場を見てしまった時の顔が、オーバーすぎず、それでいてショックも伝わってきて、上手かった。
4位貧乏姉妹も5位と同様、妹が嫉妬する話。バレンタインの日、きょうはあすが、男にチョコをくれてやるところを目撃し、激しく同様。まあ結局、誤解と解って、一件落着。そう、今回の話、観るべきところは姉妹の黒タイツ姿ですからね。
3位はNHK。いい年して、彼女がいないと親が心配するという事を僕らに教えてくれた。
2位、ひぐらし、最高にクレイジーで脳みそがクラッシュして、スプラッターがファンキーに変わりそうな内容。
そして遂に今週一位に君臨した、ハチクロは、はぐちゃんが、手にいいケガをして、また絵が描けるようにと、リハビリを始める話、山田さんが、天才のはぐちゃんの支えに、凡人の自分がなれるのかと、不安になっているときの野宮さんの「友達なんだから君は残りなさい」という言葉は重かった。
ハチクロもラブコメではあるけれど、他のラブコメみたいに、「これはおかしいだろ、こんな展開でいいの?飛躍しすぎじゃん。」って成らないのはなぜだろう。僕が思うにラブコメってのは高校生ぐらいが主人公なことが多いけど、やっぱり高校生ぐらいだと、飯は親が食わせてくれすし、バイトして金が入ったら、自分の好きな事に使える。恋愛も同じで別に自分の余った時間や余裕を使って、生活の片手間に出来る。後輩が前言ってたけど、こういうラブコメは、キャラクター当人にとっては、「お祭り騒ぎ」みたいなものだと思う。そう、彼らにとって、恋愛というものは、日常生活の外に存在する祭りでしかないのだ。
では、ハチクロはどうだろう、確かに前半は皆、学生で恋愛というものも、ある程度余裕の許された中で少しずつ距離が近づいていくという感じだった。しかし、普通のラブコメではそこからお祭り騒ぎ化するというのに、この作品の場合、キャラクター達が、自分の本当の気持ちに気付いた頃になると、大学の卒業、青春の終焉が訪れる構造になっている。そのため、これからの生活考えると、恋愛というものも、ただ好きって気持ちだけじゃダメで、ちゃんと恋愛も、生活の、そして人生の一部として考えなきゃダメなんだ、という事に、キャラクター達は気付かされてそして悩んで、それでも前に進もうとする。
きっとハチクロの魅力というのは、こいうった普通のラブコメと、大人も泣ける内容がテンポ良く折り重なっているところだと思う。

蛇足ですが妹が「アニメで夏休みの宿題が終わらないネタをやると、夏も終わりって感じだね。」と言っていた、でも引きこもりの僕には、そんなのノープログレムさ。



8月28日(月)21:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | アニメ | 管理

絆はキツイな(週間アニメランキングは明日、書きます。)

今週はいろいろあり、まだ、アニメが見終わってなかったりする。
テレビが占領されているのだ。
妹がカトゥーンファンなので、ずっと彼らが司会をしている24時間テレビを見ているからだ。
まあ、日本テレビの24時間テレビといえば、偽善者ぶっている感じは毎年しますが、でも、全国ネットで、ああゆうことをやるというのもまんざら意味はないとは思わないので、別に不満はないのですが、出演者がジャニーズと吉本で八割占められているのはどうかと・・・
まあ、どの世界でも、力を持ってしまうと、作風が荒れるのは仕方ない事なのかもしれませんが、その一例が、日本テレビとべったりのスタジオジブリ、宮崎駿自体の作品のクオリティーもやっぱり、もののけ姫以降ビミョー(特にストーリー構成とか)ですが、その息子宮崎吾郎が監督をしたゲド戦記は酷いそうで、どんなものか見てみたいのはやまやまですが、それを確かめるために1800円は高くつきすぎなので、ちょっと見に行けないチキンな僕。
まあ、そんなジブリですが、今回の24時間テレビのTシャツにもカオナシをのせてその存在をアピール。
なぜ、沢山いるジブリキャラの中でカオナシかというと、今年の24時間テレビのテーマは「絆」だそうで、カオナシが千と千尋の神隠しの劇中で最初に発した台詞も「きづな」だったので、採用になったとの事、ほんまかいなと思い、千と千尋を鑑賞、しかし、そんな台詞はどこにも・・・まあ、カオナシ自体「あー」とか「うー」とかしか言えないので、いくらでも解釈のしようがあるということで、カオナシが選ばれたということでしょう。
まあ、こんなふうに、最近、穴の目立つスタジオジブリ、映画評論家の皆様は皆ジブリ作品はほめますが(ゲドは微妙だけど)ホントに日本のアニメってジブリが一番良いの?ってアニメを見続けた人なら思うはず、作画の話で言えば、ジブリはデジタルの時代になってから、微妙だし、まあ、作画云々言えば、GAN道ムサシ以上の作品はないのですがな。



8月27日(日)19:55 | トラックバック(0) | コメント(0) | アニメ | 管理

恋愛シュミレーション牧場物語

昨日は鯖がココの重くて、更新に一苦労。どうやら、僕が更新した後ぐらいに、落ちたらしく、今日のお昼になってから、やっと復活した模様。
まあ、今日も、鯖の具合はそんなに良くないみたいだけど・・・僕の経験上、ブログの鯖は、同じような時間帯に、多くの人が同時に更新とかの処理してるから、普通のホームページの鯖より重めな気がする。
どかかに、軽いブログ鯖ないかなーっとおもいつつ、この鯖にはタダで、いろいろお世話になっているので、文句は言えませんが。
まあ、鯖の話は置いといて、今日はゲームの話。最近家族が牧場物語3をやっていて、横で見ていると楽しそう。いろいろ調べてみると、育成シュミレーションという括りに入るそうで、僕はシムシティーとかの経営シュミレーション系のゲームが好きなので、最初は牧場物語も、他のシュミレーションよりはほのぼのしてそうだけど、牧場経営が中心のゲームだと思っていた。しかし、それは違った、大変な誤解であったのだ。
牧場物語はもともと、GBのゲーム、まあ、基本的には牧場を経営して育てて行くのだけれども、それはシリーズを経る度に、歪んだ進化を遂げてゆく。もともとこのゲーム、子供向けとして最初は作られた、でも「僕の夏休み」にも似た癒し効果で、大人の間にも人気となった。しかしすべての大人が単純に癒しを求めたのではない、じゃあ、なぜこのゲームは成功したのか、それは、このゲームが実は「育成シュミレーション」ではなく「恋愛シュミレーション」だからだ。
その傾向が顕著になったのは、GBカラーの牧場物語3で、もともと男が主人公のゲームの割りに、女性プレーヤーが多かったため、この作品からこのゲームは男の子、女の子バージョンの二作品が出されるようになったのだ、その中でも面白いのが、男バージョンはどちらかといえば、牧場を大きくすることに重点が置かれているのに対し、女の子バージョンはゲームシステムから真っ向から違い、あくまでもゲームの目的は「結婚」という恋愛パート重視の内容、牧場経営も動機が不純、意中の男子が手伝ってくれるので、牧場を継いでみた、という内容。ここから牧場物語の暴走が始まる。
この先のシリーズから、基本的に女の子バージョンも製作されるようになった牧場物語。恋に恋してる女の子から、結婚できないOLまで、女の子のハートを鷲づかみにし続ける。その後GBA版とゲームキューブ版もリリースされ、もちろん女の子版も出され、その両者間ではリンクシステムがありデータなどの引継ぎもできるらしいのだけれども、このリンクシステム、女の子版なら女の子版としかリンクできないという、異性版とは通信できない使用になっていて、女の子版と男の子版間にある溝を一層深くした。しかも、女の子版では結婚はもちろん、キャラクターにおしゃれさせたり、牧場資産を管理(家計簿)出来るようになり、何と結婚のその後・・・子供を生んで育てられるようになったのだ(息子限定というところが、また何とやら・・・)もはや、女の子版は、牧場よりも恋愛そして子育てという、女の一生を物語る壮大なゲームになってしまった。
しかし、男の子版も負けたわけではない、女の子版で「恋愛ゲームは金になる」と味を占めた製作サイド、遂に最新作(一昨日発売)「ルーンファクトリー新、牧場物語」はもう完全なギャルゲーな感じで、主人公は、記憶喪失、周りには行き倒れの主人公を助けたヒロインや、主人公の周りのヒロイン候補と恋愛し結婚できるというシステムを採用し、絵柄も第一作目から続いていた子供向けの絵から一新、おしゃれなRPGふうの絵になり、萌度も急上昇、もはやこのゲーム、子供がターゲットから外れて、大きなお友達向けの作品にシフトしたようだ。
こんな具合に牧場物語から、これからも目が離せない今日この頃です。



8月26日(土)22:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | ゲーム | 管理

さよならメイド先生2

一昨日の続きです。

『第二話、メイド先生、父と乳を間違える』
クラスは呆然としている。皆、メイド先生のおかしな質問と、この僕の呆れた答えに口が開かない様子だ。
しかし、驚いているのはクラスメイト達だけでは無かった、この一連の流れを作ってしまったメイド先生、その人も愕然としている。
教室にいつ終わるかも知れない、沈黙が襲い掛かる。僕はこの時ほど、人間が本質的に沈黙を恐れるのだという事を知らしめされた事は無かった。
「はにゃ、ふぇ―ん。」
アニメのような人の泣き声がその沈黙を破った。この余りにも重たく、ぶ厚い静寂をいとも簡単に破り捨てたのも、メイド先生その人だった。メイド先生は可愛らしく涙を零しながら、教室の外に出て行ってしまった。そして対に僕の見方は一人も居なくなった。

数分後、校長が教室に来て、メイド先生はちょっと体調が悪いからと、一時間目は自習にしますと言って、外に出て行くと、再び室内には沈黙が宿る。しかしこの沈黙は先ほどの沈黙とはまるで別の性質を持っている。
皆、さっきは何をすればいいのか解らず、沈黙していた。それとは逆に、今は皆、何をすればいいのかちゃんと解っている。コレは所謂、嵐の前の静けさという奴だ。しかし、僕だってただ、こんな四面楚歌の状況下に置かれ、これからどうしようかと、オロオロしているだけかというとそうじゃない。もう僕は高校生だ(ちなみに二年)、子供じゃない、解っている。解りきっている。これからどうすればいいのか、簡単だ。もう、このクラスで平凡な転校生という地位を失ってしまった以上、もう、何も気兼ねする事はないのだ。そう、僕は今や、メイド先生の主人なのである。メイドが主人の奴隷であるなら、教師の奴隷である生徒たちもまた、主人、つまり僕の奴隷なのである。
「おい、お前。何、調子に乗ったこと、かましてるんだよ。」
嵐の前の静けさという、あまりにも陳腐な沈黙を破ったのは、これまた貧相な精神の、クラスのゴロツキバンチョウで、それを引き金に、まるでダムに小さなひびが入り、そこから一気に決壊に至るように、クラス中から僕に向かって、罵倒がぶつけられる。しかし僕は、全く気にならなった。奴隷の訴えに、いちいち耳を貸してやるほど僕は、気のいい主人ではない。僕はメイド先生の誇り高き主人なのだから。

そのころ、メイド先生は保健室で、自分の心を落ち着かせようと必死だった。しかし心的な気分の高揚は、肉体へと伝染し始めている。
「はあ、はあ。そうです、私は先生なのですぅ。初対面の生徒には、自己紹介をしないと……それが普通ですよね。」
メイド先生は、常識という理性の盾に逃げ込もうと必死にもがいている。しかしそれが逆にあだになった。
「えと、えとですぅ。私はメイドで先生なのですぅ。生まれはメイドの里で、母親はメイドで、父は……ちちは……お乳は!」
メイド先生のユルユルの理性は、その火照った体も手伝ってか、その一言で、簡単に散っていった。
ベットに座っていたメイド先生は崩れるように倒れこむ。そして、そこに居合わせた、保健医の先生がそれを見逃すはずは無かった。



8月25日(金)20:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小説・文芸 | 管理


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