兄目線でアニメ
 
アニメに対する、視点、論点、あと,メイドさんとか、自作PCとか、鉄道とか酒とかな話。
 



2006年12月を表示

筆を折っちゃ、下ろせませんよご主人様!

よく、小説とか、漫画をかくことを辞めてしまう事を筆を折るという。メイドさんが、お坊ちゃまの始めてを奪う事を・・・

まあ、それはいいとして、筆を折るのって二段階あると萌兄は最近思うのだ。

まず、第一段階は、若い同人書きとかがいたとする。そいつも大学三年ぐらいになると、就職しなきゃなと思って、本気で漫画を描くことを辞めたりする事だと思う。

萌兄も恥ずかしながらそうだ。僕も、大学一、二年のころは。ひょっとして俺は凄い、エロ漫画描きなのではとか、思い上がって、漫画で食っていけたらいいなとか、今考えれば、とんでもない思い違いをしていたものだ。でも、時が経つと、何となく、思ったよりずっと自然に、そんなことは無理だなとか思えるようになったりする。それが筆を折るの第一段階なんだと思う。

でも、その第一段階を経ても、人は描き続けることができる。だって漫画とか描くのはもともと趣味だから、暇があったら続けるのも当然だ。でも、それは純粋な趣味の領分まで落ち込んでいる。

第一段階に進む前なら、この同人で一山当てて、のし上がってやとか、「無理だな」と心の隅で解っていても、本気で漫画を描いたりすことに全力を尽くせる。でも、第一段階を過ぎるとそこまで出来ない。生活が忙しくなれば、そのうちやらなくなってしまうようになって、本当の意味で筆を折る事になるのだろう。

きっと、社会に出ても、オタクな活動を積極的に続けられる人は、第一段階を経てない人なのかなとちょっと思ったりする。きっと彼等は、いい意味で、現実にもまれながらも、何か作品を書いたり、見たりすることに対して、あの若い頃のままのスピリットを胸に抱いたままでいるのだろう。

それは、とても羨ましいことだと思う。青春は長いに越した事は無いのだから。

まあ、でも、萌兄としては、そういった青春云々の話は完全に凌駕した、一種のメイド界みたいなものに触れていると思うわけで、結局、メイドさんがいれば万事OKで万事急須だ。

あと、一応、サイトの方で、漫画の更新続けてるので見てぽ。



12月2日(土)22:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 漫画、イラスト | 管理

トイレの壁に「世界平和」って落書きを。2

昨日の続きです。

昨日の話からして、落書きより芸術の方が優れていると思えるのは当然だけど、確かに芸術は凝っていて素晴らしいものが多いけど、その代わり、何か考えさせることを強制して、社会に影響与えてしまうという性質を持っているから、うかつな事はかけない。

例えば漫画がそうだ、昔はただの娯楽で、漫画というメディアで、どんなに世界平和を訴えたり、社会風刺をした内容のものを描いたとしても、「所詮は漫画」とかいわれて多くの人に本気で相手にされなかった。でも、今や漫画というメディアも世の中から『芸術』として受け入れられて、社会にメッセージを訴えかけて、影響力を持つようになった。2ちゃんねるもそうだ、最初は本当にトイレの落書きとか言われてたけれど、今や、そこに書かれていることが、ニュースで出たり、評論されたり、ドラマになったり、警察が動いたり、ある意味『芸術』になってしまった。

『落書き』が『芸術』に格上げされることは悪い事じゃない、むしろいいことだと思う。でも、一度芸術になっていますと、社会や、人に、影響力が強くなるため、規制が強くなったり、あまり刺激の強すぎるものは作れなくなってしまうし、芸術としての見方が強まると、肩の力を抜いて楽しめる娯楽的な作品はレベルの低いものとして見られてしまう事がある。こういう、メディア内の差別みたいなものが、今の漫画やアニメといったメディアの中では結構問題に成っているとおもうし、何より怖い事は、落書きから芸術に格上げされるということは、もういい加減なものや、激しすぎるものはつくれないという枷がはめられてしまうということだ。

例えば、道徳って何だろうとか思って、逆にとても非道徳的な話を文学作品として書いたとすると、いろいろ話題や、問題にも成ってしまうだろう。でも、その作品がエロゲとして出されたら?同じような話だとしても、「すごい内容だけど、所詮エロゲだしな」で終わる場合が殆どだと思う。それはある意味エロゲというメディアが、成長はしているとはしても、まだ芸術として世の中に認識されていないためだ。いい意味でエロゲは落書きのままでいる。

この「いい意味で落書き」というのが僕は大切なんだと思う。ただでさえ、堅苦しい世の



中そういう、いい加減なメディアってのは必要なんじゃないだろうか?何かすごく大切なんだけど、大勢には逆らっているような事を書くとき、もし、芸術化してしまった漫画というメディアでそれをやれば、圧力もかかるだろうし、風当たりも強いと思う。でも、いい意味で落書きの、エロゲとかエロ本とか、このブログとかに書く分には大した力も無いし、それを見て考えてくれる人は少ないと思うけど、本当に自由に作ること、本当に自由に触れて感じる事ということが出来る一つの方法になっているのだとおもうのだ。



12月1日(金)22:07 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小説・文芸 | 管理


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