花火 |
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| 仕事中に有線でアニソンが流れてくると気になって仕事にならない萌兄です、こんにちは。
それはさておき、梅雨の時期が過ぎる頃になると、各地で花火大会が行われます。
メイドさんも花火が好きだというので、主人としては連れて行かないわけには行きません、早速浴衣を新調させて、、花火大会では着てもらうことにします。
けれどもメイドさんという生物は、花火大会まで我慢する事なんて出来ません、そういうふうにプログラムされているのです。
浴衣を手に入れるや否や、それを着込んで家の中をウロウロして回ります。これではおちついてご主人様は休む事さえ出来ない始末です。
そこで主人は、メイドさんを捕まえる事にしました。一見すばしっこそうに見えるメイドさんでしたが、主人が捕まえようと思えば、いともカンタンに捕まえられるもので、いや、むしろ自らつかまりに着てるという様子。
一体全体メイドさんの目論見は何なのか?そんなことを主人が考えている間に、メイドさんは胸元をはだけて主人を誘惑してくるのでした。
「なるほど、そういうプログラムがされているからな」主人はそう思います。なんせ、メイドさんがこの家に来たのも、そのプログラムの影響なのですから。
プログラム・・・例えば、動物で言う本能みたいなものかな。鮭は交配のために故郷の川に帰るけれど、メイドさんの場合は、適当に主人を見つけてそこで交配しようとするのだね。
そんな決まりきった動作だって言うのに、人間ってのは不思議なもので、一緒に暮らしていると情が移ってしまうんだね。主人はメイドさんの頭を優しく撫でます。
メイドさんはプログラムにしたがっているだけのことなのに滑稽な事です。
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6月20日(水)10:32 | トラックバック(0) | コメント(1) | メイドさん | 管理
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