兄目線でアニメ
 
アニメに対する、視点、論点、あと,メイドさんとか、自作PCとか、鉄道とか酒とかな話。
 



小説・文芸
~説明~
小説に対する感想や、自作した文芸作品を掲載

超変小説

最近、ちょっくら長編を書こうかなってことで書いてるのでブログの更新が滞っている。

作品のテーマとしては、ずばり『愛』だ。

主人公はひょんなことから、少女と共同生活を送る。彼等を繋いでいるのは、彼等の子である人形と惰性とエプロンドレス。

其処には、一般的な『愛』といえるものは無い。しかし、人と人とのかかわりの間に、本来愛というものはあるのだろうか?我々も彼等と同じで、自分で自分達に麻酔を投与して、愛という共通幻想にとらわれてるだけなんじゃないか?ならば我々は、相手が人でなければ人で無いほど、感情移入し愛する事が出来るんじゃないか?

マニアとフェティシズムの有用性と脆弱さ。

そんな観点から、『愛』を考えるのだ。



5月21日(月)20:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小説・文芸 | 管理

それでも二人は笑ってる。

ちょっと今日は番外編。いつもというか、この頃のこのブログの傾向どう思うよ?

「しらない、」

そもそも、このブログはアニメ好きで自作PC好きで、メイド好きな人たちのためのブログなわけで、今はちょっと片道にそれているのかもしれない。

片道?どんな片道なんだろうか?往復切符はもう売り切れてるのかもしれない。

「はいはい、もうそんな話はいいから、」

そういえば、このブログに出てくるメイドさんって、もっとこう。

「ご主人様、大好きですぅ!」とか「エッチするですぅ。」とかもっとそういう頭のわるい感じでないといけないと思うんだけど、

「バカいわないで。」

はあ、まあ、ていうか、このブログ、結構多くの人が見てくれてるみたいだけど、どんな人が見てんだろ?アクセス解析とかしてないから解んないけど、まあ、見てくれてる人ありがとう。

それはそれとして、みなさんさぁ、見てくれるのは嬉しいけど、何か感想とか書いてくれない?何となく張り合いが無くて。

まあ、でも、僕の文章は僕の為に書いている部分が大きいから、別に大丈夫といえば大丈夫かもしれないけど、まあ、何か書いてくれると嬉しいかも。

でも、結局、そういうの書くの面倒だから、SNS、ミクシーとかあるけどやってないわけで、だから、馴れ合いしたいなら、そっちの方がいいかもしれないけど、ここは普通にブログを見たい人のためのブログっていう側面というか、主旨があるわけだから、わざとコメントを書かないというのも当然ありな訳で・・・

でも、何か書いてくれると、ヒントに成ってもっといいものがかける気がする。

だいたい名言ってのは会話の中で自然と生まれるものだから。



5月10日(木)21:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小説・文芸 | 管理

また歯医者。

今週のジャンプを立ち読みしたら、ユンボルの展開の速さとエグさに驚いた。あの姫があの若さで、既に出産を経験していたなんて・・・何とか、三巻ぐらい続いてくれないかな、このままの掲載順位だと、へたすりゃ一巻で打ち切りになりかねない。まあ、心配しなくても、仏ゾーンもシャーマンキングもアニメ化したから、当然ユンボルもアニメ化しないはずはないのだ。

まあ、立ち読み後は、今日も歯医者。

昔、小坊のころ虫歯治したときは、歯を削る時、根性で麻酔なしでやってたけど、今は、ちゃんと麻酔してくれて、全工程殆ど痛みなしで治療できる。医者も最近はサービス業だから、患者の待遇が前より良くなっている気がする。

まあ、それは置いといて、麻酔かけて歯を削られると、全く痛くは無いんだけど、何ていうか、あの歯を削る音が、何とも心に痛いのだ。

そんで、ダブルブリットなんて昔の作品を思い出したり。何ていうか、主人公(実年齢25の外見17ぐらいの萌生物)が、痛覚を自由に操れたりして、そんで、痛くないもんだから、義理の弟が解らずやの廃人で、ナイフで姉の事を切りたがるから仕方なく切らせてあげる話なんだけど、そこでも、痛みは制御して感じないけど、音とか感覚が痛くて仕方ないとかなんとか。

でも、どうせ痛い目にあうなら、麻酔うってもらったほうがいいよ、よく酔ういう話になると、根性とか、精神論持ち出す人居るけど、そんな感傷に浸ってどうするの?あんたがそうでなくても、そういうこといってると、自分がマゾっていうこと口外しているようなもんだぜ、はっはっは。

まあ、萌兄はSだけど・・・でも、Sを極めるとそこにMがあるような気もする今日この頃。



2月19日(月)20:30 | トラックバック(0) | コメント(1) | 小説・文芸 | 管理

新しい物語の立案5

久しぶりに、「メイドはお嬢様(ボク)に恋をする」の続きです。

「どうしたんだい、お譲ちゃん。」彼はS男(女装少年)にそう声をかけた。「もう日が暮れてしまうよ、女の子が一人街中に居るのは危険だよ。もう、お家に帰りなさい。」彼は親切そうにそういった。

S男は戸惑った、ここで適当にあしらってやり過ごす事も出来るが、確かにこのまま夜の街を歩くのは危険だし、ここで彼をやり過ごしたとしても、そのうち夜警の警官に見つかって補導されるのがオチだ。だからS男は親切そうな彼に頼ってみる事にした。今、S男が頼れるのは、この名前も知らない親切そうな年上の男性だけなのだ。

「あの、私。家出中で帰るところが無くて・・・」S男はいかにも、しおらしい感じに彼に言った。彼は少し戸惑ったように考え込んだが、すぐに何か思いついたのか顔を上げて「それじゃあ、ウチに来るといい、落ち着いたら、お家には私から電話してあげるから、ご両親に来てもらって、間に立ってあげるから、ちゃんと話し合うんだよ。」

メイドさんは、困り果てていた。主人が立ち去ってから、しばらくはずっと妄想に耽っていたが、主人が日が暮れても帰ってこない事に気づくと心配で、いても立ってもいられない。

探しに行こうか、それとも家出で帰りや連絡を待って待機していようか、メイドさんは迷った。あんまりにも困り果てたので、あの忌々しい敗北者のA子に留守番をしてもらおうかとも思ったけれど、S男の部屋でみすぼらしく泣き伏していたA子、はいつの間にか居なくなっていた。

仕方なくメイドさんは、家で待機する事にした。主人様は一応外見女の子だけれども、中身は男なのだから、そこまで大変なことになることもないだろうと考えたのだ。

自分は知らない人に付いていっている、S男は学校で禁止されている事を今している。大丈夫、親切そうな人だし、助けを求めたのはこちらからだ。しかも彼は自分の事を女の子と思って油断しているだろうから、いざとなれば逃げる事だって出来る。S男はそう高をくくっていた。坊ちゃん育ちのS男は街の危険さを良く知らなかった、それが自分とメイドさん運命を狂わすきっかけに成る。

「ついたよ、」彼はそう言った。考えに耽っていたS男は顔を上げた、そこは彼の家には見えなかった、いや、一般的に言う住居ではない。これは人が逢引の場所として泊まる所!S男は用心を怠った訳ではなかった、しかし余りにも唐突で運の悪い展開に、戸惑いを隠せない。

「さあ、行こうか。」彼はせかす。手はしっかりと握られてしまい逃げられない。「あの、私は、ボクは本当は、男なんですよ。」S男はそう言えば彼が諦めると思った。しかし彼はもうそんな嘘信じないよ、みたいな事を言って、手を引き続ける。S男は怖かった、これからの事が、怖くてもう声が出せない、そして後悔したあのまま家に帰っていたら、今更後悔しても遅いのに、S男は後悔し続けた。

そうこうしているうちに、S男は極彩色の部屋のベットに投げ出された、次の瞬間、彼はS男の体に覆いかぶさって、服をはがし始める。そして、まもなくして真実を知った彼の体から力が抜けていった。

S男はそれをチャンスと思い、渾身の力で彼の体を突き飛ばす、そして彼がひるんでいる隙に、部屋の電話機からすばやく自分の家へと電話する。プルルルル、速く出て速く出て、S男は祈るように電話のベルを数える。「はい、〇〇ですが・・・」メイドさんの声だ!

しかし、その次の瞬間、受話器は彼の手の内に有った。「けっ、こうなりゃ自棄だ、お前を人質んに身代金でももらってやるよ!」そう叫んで、彼は受話器の向こうに意識を向けた。



2月8日(木)15:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小説・文芸 | 管理

新しい物語の立案4

前の続き。

目の前で、A子が服を脱ぎだした。幼い頃、幾度と見たA子の裸。もう何年も見ていない、A子の裸。S男にとって大人になってしまった、A子を目の当たりにさせられることは、今まで自分が、A子のことを都合のいい友人として扱っていたという事実を攻められる事より、何倍も辛い事である。

だから、S男は、A子が下着を脱ぎ終わらないうちに、すばやく鍵を開けて部屋から立ち去った、そう、S男は逃げたのだ。

一人部屋に残された、A子は呆然とはしたが、混乱はしては居なかった。何となく、こうなる事は判っていたのだ。そして自分が飛んでもないこと、取り返しの付かないことをしたことも、同じように理解していた。

そう、今日ここに来て、S男にあんな事を聞かなければ、今までどおり、ずっとS男と一緒に居続けることが出来たのだ。でも、自分にはそれが出来なかった。なぜならA子はS男が望むのとはうらはらに、もう既に女だったから・・・いつの間にか、A子もさっきのS男のように泣き崩れていた。とまらない嗚咽の中、ふとドアの外を見ると、メイドが腰を着いて廊下に座っている。

A子は自分が敗北者である事を知っていた。そして、そんな惨めな自分の姿(男に逃げられて半裸で泣き崩れている姿)を恋敵に見られる自分が、あまりにも悲しくしばらく涙は止まりそうもなかった。

メイドさんは、主人(S男)とA子の一連のやり取りを、ドアの向こうから聞いていた、主人が泣き出した時点で突入しようと思ったが、鍵がかかっていて、入れずに気が気で無かった。しかし、主人が、早々に部屋を出て行ったので、ドアの前に居たために、何の前触れも無く、ドアが開いた衝撃でつんのめってしまったが、それでも、主人が、A子を拒否した事実に歓喜していた。

今、メイドさんの目の前には、打ちひしがれた、女が一人うずくまっている。メイドさんは何もしない、ずっと見ているだけ。その光景は、メイドさんにとってとても都合のいい事であり、同時にそれはメイドさん自身の未来の姿そのものなのかも知れないのだ。

メイドさんは見ることが、ここまで楽しくて、こんなにも辛い事だとは今まで思ったことは無かった。しかし、メイドさんにとって今はそんな事は、本当にどうでも良いことだった。

メイドさんは、主人とA子の会話の中で、主人が「メイドさんには自分の性別はばれていない」と、まるで主人が自分を全く疑ってもいないような調子で言っていたことに気がついていた。ということは、一緒に風呂にはいろうとか主人が言ってきた理由は、今まで、主人がメイドさんに対して性別がばれていないか、試すための行為だとメイドさんは思っていたが、それはただの思い過ごしの可能性が高いという事になる。

そう、動機は別のところにあるということだ。じゃあ、その動機は?メイドさんはそれを考えるので夢中だった。

S男は、あの後、そのまま家を飛び出した。A子はもちろん、メイドさんもS男の事を追いかけてきたりしなかった。それはS男の気を軽くもしたが、同時に大きな不安を与えもした。

S男は思う。これから、自分はどうすればいいのだろうか?まずは、家に帰らなければならないのは解かっているし、出来れば、A子とも仲直りしたい。でも、今のS男にはそうすれば、それらの事が、うまくやれるのか、わからなかった。

そうこうしているうちに日は暮れ始めた。家に帰ることも出来ずにS男は街をさまよい、困り果てていた。そんな時、彼は現れた・・・



2月1日(木)21:43 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小説・文芸 | 管理


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