兄目線でアニメ
 
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2006年11月21日を表示

メイドさんの妊娠について考える最終回。

ついに、この話も最終回。メイドさんの妊娠、出産の事はもちろん、メイドさんがどうしてエロいのかも解ると思います。

メイドさんと主人の性の関係性

例えば、中学生で妊娠した場合。妊娠した少女も、その相手の少年も第三者(ここでは当事者(一人称)は同じ『狡さ』を共有するカップル、二人称は、その『狡さ』の尻拭いをさせられる迷惑をかけるであろう近しい大人とか、理解してくれて協力してくれる大人、そして三人称(第三者)は、カップルの『狡さ』の及ばない傍観席に居る、それ以外の周りの人々)から、『淫乱』呼ばわりされることは必至です(こういうところがあんまりドラマで出ませんが・・・あと、妊娠した時、どうして回りの大人が、何でちゃんと避妊しなかったの!とかも聞かないのもおかしいなとか思いますね)。確かに愛のある性行為にしても、中学生でそういうことに至るのは、奇麗事を言っても、普通の人より淫乱とかまではいかないにしろ、ちょっとエッチなんじゃないかなと思われても仕方ない事です。

そう考えると、主人とメイドさんの性行為の関係性も極めて明瞭に理解できます。まず、若年者の性行為と同じ『狡さ』を内包している。メイドさんはここでは一人称(当事者)と位置づけられるでしょう。そして二人称に入るのは、メイドさんが主人と性行為に及んでいる時点では、メイドさん自身、妊娠したら、主人と別れて出て行かなければいけないという、観念を持っている以上、メイドさんの『狡さ』の尻拭いをさせられるのは、出て行った先の周りの人々や、苦しい生活で迷惑をかけるであろう、自分の子供などが、二人称にあてはまるでしょう。

では、三人称(第三者)には誰が入るかといえば、そこには主人が入ると思われます。なぜならば、主人は、メイドさんとは違い、若年者の『狡さ』をメイドさんと共有していないので、一人称とは言えませんし、メイドさんが妊娠したら出て行く覚悟の上で、性行為に及んでいる以上、メイドさんの『狡さ』の尻拭いをさせられるわけではありませんし、出て行ってしまえば、他人同然になるでしょうから、理解者として近くにも居る事が出来ないので、二人称にも当てはまりません。よって、主人は三人称であり、であるからして主人は第三者として、メイドさんの事を「淫乱メイド」とののしるのです

こういったことからメイドさんと主人の性関係の構図は出来上がり、メイドさんが攻められる性行為が主人とメイドさんの仲で生まれ、一般的になることにより、『MeidのMはマゾのM』という言葉が作られるまでになったのだと推察できます。

しかしながら、過去ならありえたとして、現在のメイドさんが、主人様の子供を身ごもった場合、殆どが出て行くことも無く、主人の下で子供を産んで育てている以上、メイドさんが、それでも強固に『狡さ』を内包しつづけるのは、主人とメイドさんの性に関する知識が豊かである事が起因していると思われます。メイドさんも主人も、『狡さ』というタブーを孕んだ性行為が、普通の性行為より耽美な悦びにふけられる事をしっているから、そういった、昔のメイドさんの(妊娠したら出て行こうという)心持を捨てないでいるのでしょう。

メイドさんの妊娠、出産の是非についての議論ですが、いろいろと脱線しましたが、まとめとしては、メイドさんの妊娠出産は実質、現代では妊娠後もメイドさんが主人の元で暮らしている以上、若年層の妊娠、出産と違い、問題ないけれど、メイドさんと主人はエッチだから、昔のメイドさんの心持を利用して、自分たちのの性行為を、タブーの消費によって盛り上げているヘンタイさん達だということは解っていただけたと思います。



11月21日(火)16:48 | トラックバック(0) | コメント(0) | メイドさん | 管理


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