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2007年10月19日を表示

メイドさんノート

これは、僕が調べたメイドさんに対する諸研究を簡単に纏めたノートである。

早速本題に入る。まずメイドさんの起源からだ。皆さんもご存知の通り、メイドさんの元といえる「メイド」という職業ガ生まれたのは第一次大戦前のイギリスである。

その頃はまだ女性の人件費は非常に安いもので、大屋敷なら何人ものメイドさんを抱えられたし、一般的な家庭にも一人のハウスメイドを置くぐらいのことができた訳だ。しかしながら大戦が始まると男手は減り、必然的に女性であっても国内における労働者の価値と賃金は上昇し、安い賃金が前提となって作り上げられてきたメイドという職業の存在自体が立ち行かなくなっていき、次第にメイドという職業は消滅し、今あるような家政婦などに職業がシフトしたと考えられていた。

しかし、最近の研究で明らかになったところでは、メイドという職業がなくなりつつある世界大戦の中で、メイドという職業に愛着を持ち、戦争から逃れたいと思うメイドとその主人の一部が、北大西洋に浮かぶメイドランド諸島に移り住んだという記録が残されていることが発覚したのだ。

そう、メイドランドといえば、現在街でよく見かけるメイドさんたちの故郷であり、世界ランド最大のメイドさん輸出国でもある、あのメイドランドである。
一時対戦初期にメイドランド諸島に逃げ込んだメイドと主人たちは、そこで独自のメイド文化を形成し、一年中肌寒い機構がメイド服を更に進化させ、一日中薄暗い白夜の季節が、メイドさん達を床上手に仕上げ、その異常なまでの繁殖力を養った。
そして気付けば、決して広くは無いメイドランド諸島はメイドさんであふれ、メイドランドとして本国であるイギリス連合王国からの独立も果たし、増えすぎるメイドさんを狭い島では養いきれないためにメイドさんの輸出も始められたというわけだ。

今や、北大西洋のメイドランド諸島には、沢山の貨物船が航行し、引っ切り無しにメイドさんを運んでゆく。その様子は列強帝国主義時代の奴隷貿易で賑わうギニア湾の様相を呈していると言っても過言ではない。
しかしながら、貨物船に詰め込まれ輸出されてゆくメイドさんたち自身の心は、奴隷として送り出される感傷などはなく、むしろこの航海をメイドに成るための旅立ちと考え、神聖視しているものさえ居る。これは以前の奴隷貿易とメイドさん貿易の最大の相違点といえるだろう。

加えて驚くべき事は、ここまで凄まじいペースでメイドランドはメイドさんを輸出しているというのに、メイドランドにおいて、メイドさんの枯渇が見られないということであり、その答えは、単なるメイドさん達の繁殖力の強さだけではなく、メイドランドの特殊な相続のシステムに最も大きな原因があるのだ。

まず、メイドランドにおいてメイドさんと主人は一般的な「メイドさんと主人」という形で家族的な社会を形成している。しかしながらメイドさんは一度輸出されると、そういったメイドランドの共同体から抜け出すことに成り、輸出された国のしきたりに従う事になる。メイドさんは繁殖力が半端で無いため、大体の場合主人や御坊ちゃまの子供を身ごもってしまう。そうなると日本のような国では最近は男女関係無く子供は大切に育てるのが一般的だが、世界の多くの地域では、まだまだ跡継ぎにならないような女の子供、しかも妾の子を育てようとは思わない所がいくらでもある。
そうなると必然的にメイドさんは仕方ないので、自分の子供(特に以上の理由から女児が多い)と一緒にメイドランドに帰ったり、子供だけメイドランドに引き取ってもらったりする。

こういったケースが多いため、メイドさんが世界に多く輸出されれば輸出されるほど、メイドランドに引き取られるメイドの子供は増えるために、メイドの供給は安定を続け、また多くの地域の主人とメイドさんが交配する事により、メイドさんのパターンは増えてゆくのである。



10月19日(金)18:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | メイドさん | 管理


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