矛盾 |
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| よく、メイドさんとご主人様は住んでる世界が違うって言うけれど、寝るのは同じベットだよね。
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3月7日(金)21:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | メイドさん | 管理
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趣味としての園芸 |
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| 「知ってる?究極に完全な恋人は人間のままでは実現できないんだよ。」
「だから、朴達は其れを創ったんだ。今まであるものに似せて、それでいてそれよりも完全で・・・」
「でも、結局それは偽物なんだな、どんなに完全にできていたとしても。」
「でも、偽物だからこそ、僕等はそれに、期待を持つ事が出来るんだよ。」
「メイドさんに期待?バカ言わないでくれよ、あの打算と欲望の無垢な権化であるメイドさんに期待など持ってはいけないんだ。メイドさんは人間とはちがう、人間は成長するし、衰えたりもすれば、もっと訳の解らないことに成ったりするけれど、メイドさんはプログラムに従って動いているだけなんだよ、初めて会った時でも、連れ添って10年経っても、あれは態度をかえることをしない・・・いやできないんだよ、そういうふうに出来ているんだ。」
「知ってるよ、でも期待することぐらいいいじゃないか、たとえそれが意味のないことだとしても、徒労だとしても、それが趣味なら問題ないんだよ。趣味ならば、好きでやってるならば、時間と金がかかっても、問題ないんだ。」
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3月4日(火)18:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | メイドさん | 管理
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肉球 |
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| 猫に肉球があるように、メイドにはおっぱいがあります。メイドのおっぱいはとても柔らかくてまん丸で、メイドさんが愛玩動物と呼ばれる所以であります。
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2月29日(金)21:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | メイドさん | 管理
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メイドさんの仕事 |
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| ご主人様、ご主人様ぁ、ちょっと横になって下さいよ。
メイドさんとはなんでしょうか?メイドさんは人食いメイドさんなので、迂闊にお願いを聞いたりしてはいけないのである。もし聞いてしまったらどうなるか解ったもんじゃない、だってそうした奴は皆食われてしまって、ちゃんと話せる状態じゃなくなってしまうそうだから。
ご主人様どうぞ、お布団を敷きました。さあ、横になってください、そうしていただければ後は私が、さいょから最後まで全部ヤリますので、リラックスしてください。それとも、座ってやる方がお好みですか?
「メイドさん、君は僕のお嫁さんでも恋人でも無いんだよ」
そんなこと関係ありませんよ、だって私はメイドなんですからね。
まるで商売女だ、メイドさんは擦り寄ってきて胸かなんか柔らかいものを押し付けてきたりするのだ。
「知ってます?メイドも一種の射精産業なんですよね、相手が不特定多数か、ご主人様一人かの違いなんですよね。
メイドさんはそんなふうに言ってニッコリと笑う、まるでホラー映画かなんかのように。
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2月28日(木)18:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | メイドさん | 管理
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オッパイオニア |
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| 平和主義者の集会に僕はひょんな事からメイドさんと乱入してしまう。何故そんな事になってしまったかといえば、目的地に向かう最中、助手席に座るメイドさんが急に発作(発情)を起こし僕に抱きついてきたのでハンドル操作を誤り、彼等の敷地に侵入してしてしまったのである。 ああ、飛行機の時間が迫っているというのに、面倒な事になった。車の外には、白装束に身を包んだ品行法制な老若男女なひしめき合って、車の扉を無理やり開けようとするから、せっかくの新車が壊されては大変と、僕は自分から外に出てしまう。 そうしたら、このざまだ、メイドさんと僕は彼に無理やり手を引かれ、大きな体育館の壇上に上げさせられた。「さあ、懺悔を!」教祖だろうか、一番偉そうな彼が言う。 「懺悔」「懺悔」「懺悔」と会場の皆さんも合わせて合唱を始める。くそぉ、この国で不法侵入はここまで重い罪だったとは知りませんでした。とか、言えばいいのだろうか、いや、そんな事より飛行機の時間が迫ってるんだから、何とか上手く誤魔化してだ、例えばこんなふうに・・・
よく考えて欲しい、彼等ときたら「人類は皆兄弟である」と言っている。じゃあ、その人類たちは今までどのようにしてその種を存続させてきた、いうまでもないそれは繁殖行為、つまり性交によってだ。 しかしだ、そうなってくると彼等の言うように人類が仮に皆兄弟であるなら、人類は皆近親相姦によって子孫を残してきたというこになる。そう、人類というやつは異常な性の志向によって繁栄をしてきたと彼等は言っているのである。 そう、彼等はエディプスコンプレックスの申し子だ。けれども私は違う、私が愛するのはこのメイドだけなのである、メイドは人間ではない、人間でなければ兄弟ではない、私は晴れて人類という種に内在している、近親相姦欲求から抜け出した誇り高きパイオニアなのだ。 会場は、僕の突然の演説で静まり返っている。そんな静寂の中でメイドさんが大声で、 「これが、本当のオッパイオニアなのです!」と宣言してしまったものだから、もう後には引けないってもんだ。 「でも、お前はそんなにかっこつけたところで、メイドがヒトでないのなら、ヒトでないものとやるお前は、獣姦愛好者という事になるんじゃないか!」教祖らしい男がそんなふうに反論したところで、おっぱいの柔らかそうなメイドさんの「オッパイオニア」という言葉を脳内に焼き付けられた会場の皆さんの、気だるさみたいなものは変えられない、もう立っているのも面倒なのか、座ったり寝転んだりする信者まで現れる始末だ。
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2月21日(木)15:05 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小説・文芸 | 管理
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