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| ロボットについてのちょっとした妄想。
21世紀の世界では、人が乗り込むロボットが多く生産されポピュラーなものになった。
すると、犯罪にも多くのロボットが使われるようになり、自分の身を守るため、ロボットを所有したり、ロボットを所有した業者に用心棒を頼むようになった。
今まで、民間に下りてくるロボットは、大体重戦車を改造し、センサー類や腕部やマニュピレーターをつけたような物だったが、ロボット犯罪が日に日に激化する中で、国は警察や軍以外の民間でも、機動性の圧倒的に良好な二足歩行ロボを使用していいことになった。
そこで売り出されたのが、自家用歩行ロボット(MWR)だった。
しかし、初期に売り出されたものは、ただでさえ巨大ロボットは軍で量産されるものであっても高価なものであるのに、民間人がやすやす買えるものではなく、メーカー側がそれを加味して作り出した、機能限定版の廉価版ロボばかりで、逆に戦闘力においては、戦車や装甲車などの重機以下になってしまっていた。
そんなご時世を目の当たりにして、名古屋のメーカーが作り出したのが、上の図のロボットだ。
これを作り出した社長の持論では、高くても違いの解るマニアは買うはずだ!というもので、生産コストは他の安価なMWRに比べると3倍以上だが、性能は安価なMWRを五体相手にしても負けないほどのものになった。
主な武装としては、右膝部の2連機関砲と腰部に付けられた、棒を引き出す事で現れる杭のような打撃武器。
そして最大の特徴として左腕部に特殊な素材を使い、電熱器で内部から熱する事によって得られる熱を腕を相手に接触させたり、腰部の杭に熱を伝えて相手に攻撃したりする事によって、敵のロボットを攻撃する装置が内蔵されている。
なお、コックピットは、左足にあり、機体が損傷した時には、コックピットが車形であるために単体で戦場から脱出すつことができる。
最終的に、この製品は150体以上作られて、マニアや企業に多く売れた、大ヒット商品になった。
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2月4日(日)14:23 | トラックバック(0) | コメント(0) | 漫画、イラスト | 管理
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