| エマを見て・・・ |
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そうか、メイドさんは、だいたいレースのハンケチをプレゼントすれば、落とせるというのか・・・
何を落とすって言うの？
メイドさんは、アイロン掛けしながら、道化が上手に意外なほどに上手にラッパを吹くように、言う。
落とすってそりゃ、ほら、いま鳥が飛んでいって
鳥？
そう鳥。
僕らは本当は居もしない、そんな鳥を日が暮れるまで、ずっとずっと眺めていた。
今週のエマは前シリーズの総集編でした。メイドと主人は、近くに居るけど違う国の人なんですって！
そうか、例えば・・・東欧に旅行でも行こうか、就職した事だし、お金は幾許か、余裕が出来ている。そうチェコとか、スロバキア、ルーマニア、それにバルカン半島もいいね、アドリア海にエーゲ海、ヨーロッパの貧乏な国や地域ほど、哀愁に満ちて美しい所は無いね。
そんな所なら、ひとさらいだってまだ居るかもしれない、そんなひとさらいから、人を買う、髪はまるでくすんだ真鍮のようで、目は空ろな東京の空の色、それをメイドにすれば・・・ああ、メイドは外国人なんだね、という話。
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4月10日（火）21:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | メイドさん | 管理
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