兄目線でアニメ
 
アニメに対する、視点、論点、あと,メイドさんとか、自作PCとか、鉄道とか酒とかな話。
 



毒書の秋


『喫茶店』

「昨日喫茶店に行ったんだけど、連れが店の連中に、何サボってるんだって言われてな。」

「だから、メイドさんとメイド喫茶には行くなって、言っただろ。」


見ててつらいのは、ライオン丸GのCMが、声優の顔出し宣伝ばっかりって事で。まあ、本編もつらいけど・・・萌兄です。

今日は、文芸な話。
僕は、アニメは見ますが、あんまり漫画とかゲームとか、同人誌買ったり、読んだりしないほうなのですが、自分で漫画描いたり、文章書くのは好きです。簡単に言うと、読むのが苦手です。

まあ、そんな僕でも、電車の中とかは暇なので本を読んだりしますが、僕はSFが好きなので、SF氷河期の現代はつらかったり。

まあ、それはいいとして、僕は投げやりな作品が好きなんだなぁと思います。漫画の場合は、吉田戦車とか上田ハジメとか、投げやりな絵の作品が好きです。

文章の方もそうで、別に何が言いたいわけでもなく、何か答えがあるわけでもない作品が好きです。

そういうわけで、僕の好きな作家といえば、少ないのですが、安部公房とか北野勇作とかが好きです。

阿部公房は既に故人ですが、何だか哲学的というか、SFというか、まあ、シュールレアリズムで、遺作のカンガルーノートでは、足からかいわれ大根が生えた男が、硫黄温泉の流れる犀の川原まで行く途中で、看護婦さんに恋してみたり、その妹に会ったりとか、そういう話を書いている人でした。お勧めの作品としては、有名な「砂の女」もいいのですが、 幾つか出されてる短編集の方が読みやすいかなと。

北野勇作は、SF書きで、最近は、SFでは食っていけないので、ホラーということで書いてますが、中身はSFで、先週本屋で見つけた最新作の人面町四丁目では、パンの耳を買いに行ったり、人面魚を捕まえたり、宇宙人を妻が倒したりみたいな話を書いています。お勧めは、 「どーなつ」という作品で、これを読むと、何となく、この作家の、雰囲気がわかります。

まあ、上の2人の作品で言えることは、話としては良くわからないし、読み終わったからって、どうと成る話ではないのですが、この2人の作家の作品は、大体主人公の男の目線で書かれるのが殆どなのですが、相手役の女性のキャラクターがミステリアスかつ投げやりで、イインですよね。

ひょうひょうとしているのに、色っぽくて、影があったり、くっついてきたり離れたり、何だか、行動が一瞬一瞬支離滅裂で、そんなキャラが僕は好きなんですよね。

まあ、だから、結局、僕が本を読むって事は、どんな硬い小説読んでても、ギャルゲーやってるのと、大差ないって話で。



10月2日(月)12:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小説・文芸 | 管理

コメントを書く
題 名
内 容
投稿者
URL
メール
オプション
スマイル文字の自動変換
プレビュー

確認コード    
画像と同じ内容を半角英数字で入力してください。
読みにくい場合はページをリロードしてください。
         
コメントはありません。


(1/1ページ)