兄目線でアニメ
 
アニメに対する、視点、論点、あと,メイドさんとか、自作PCとか、鉄道とか酒とかな話。
 



魚眼レンズの中の世界。

人は皆、心に自分には制御しきれない、何か(例えば変態性癖とか)を持っていて、それを認識しておきながら、昼間はもっともらしいく理性的に振舞っている。

まるで、一年前まで放課後よく遊んでいた友人が、クラス換えからイジメられっ子に成り果てて、自分は怖くて彼と学校では話さなくなってしまったような、あのバツの悪さ、疚しさに似ている。

「何を今更」とメイドさん、彼女は家ではメイド服だが外は人目があるからそうは行かない、今日みたいに涼しい上に疲れた夜の外出は、着替えるのも面倒なので、濃紺のサマーコートをエプロンドレスの上から羽織るだけなのだ。

「メイドだって忙しいんです、こういう夜は全く食事を作る気にならない。」

パスティスの水割りを飲みながらメイドさんはカウンターに寄りかかりうなだれる。

アルコールに混じった薬品臭の吐息は何とも乖離的なエロチズムを感じる、そう、現代社会でエロチズムを語ることが出来るのは恋人たちなどではなく・・・「惨めな童貞と風俗譲と」君だけだった。



4月24日(火)21:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | シュールレアリズム | 管理

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