そこに存在する冷気 |
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| そこには奴隷たちが居た。奴隷たちは色々な使い方をされているのだ。例えば、家事をする道具として、愛玩動物として、自らの性的な欲望を晴らすための玩具として、メイドさんと呼ばれる存在は売買の対象になっている。
酷い話だと彼等は言ったが、しかし程度の差こそあれ僕らも資本主義社会で飼われる奴隷の一員である。奴隷のうさを晴らすための奴隷。奴隷制を維持するための奴隷。奴隷の中の奴隷。
最近じゃ子供を産まされるものも居るらしい。自分の子供じゃなくて、他人の子供を産まされるのだ。病気や事故で子宮を失ってしまった女性の変わりに、彼等夫婦の受精卵を着床させられて、その胎内で他人の子を育てるのである。そういうふうにメイドさんという奴隷を使う人々も増えている。
問題は多々あるが、それで救われている人も大勢居るし、当のメイドさんの中にも其の使命に誇りを持っている者も居るという。
僕のメイドさんは其の事をどう思っているのだろうか?子供を胎内で育てているうちに情が移ってしまって、産んだ子供を渡さないメイドさんが居たり、メイドさんが子供に必要以上に愛情を持ち接する事に我慢できない母親も居るという。
メイドさんは黙ったままだ。メイドさんの卵細胞を使って子供を作ったらどうなるか?メイドさんは母親になれるのだろうか?それともメイドさんのままだろうか?この狭い家で僕とメイドさんは二人きりで生きている。
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12月12日(土)18:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | メイドさん | 管理
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おまけの話 |
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| こんばんわ萌兄です。
突然ですが、家の近所に自転車屋ガあるのですが、最近そこで奇妙な出来事を萌兄も、萌兄の家族も目撃していたのです。
その自転車屋はとても狭くて、店内の外の道路にまで自転車やスクーターの部品が散らかっている次第で、いつの間にか隣のこれまた小さな市営住宅の方にまでそういったものがはみ出すようになっていたのですが、そこまでならば別に市営住宅の借主がそれを許しているのなら問題ないわけです。
しかしここからが問題で、ついに市営住宅の敷地どころか、建物の中にまで色々なものを置きだしたものだから、これはもう自転車屋ガその市営住宅を借りて倉庫にしてるのもだとばかり萌兄達は考えていたのです。けれども、そういう事態になってから、今までおじさん一人でやっていた自転車屋を手伝う、謎のおばさんが登場します。
家族で今まで得られた情報とを元に話した結果、どうやら市営住宅のほうにはもともと其のおばさんが暮らしていて、いつの間にか領地を拡大してきた自転車屋におばさんごと吸収されてしまったのではないかと?
例えば、家を借りる時、家具つきの物件の場合家だけでなくて、そこにおいてある家具もその借主が使う事になるし、借家にある植木の水遣りとかも普通は借主が行う訳で、あのおばさんも同じようにあの市営住宅にくっ付いているもので、たまたま自転車屋のおじさんが何らかの形で市営住宅を領土に納めたため、そのおばさんも一緒についてきてしまったのではないかと。
おじさんは、おばさんも付いてきてしまったので、おばさんを食わせていかなきゃ成らなくなったし、おばさんも自分の市営住宅が自転車屋に占領されたので、自転車屋を手伝わなきゃならなくなった。彼等は夫婦でも恋人同士でも、愛人関係でもないのに、たまたま二人で自転車屋をやらなければ成らない状態に立たされているわけだ。
こういうことは実はよくあることなのだ。そうそう、あまり欲しくは無いのにおまけが付いてしまう事。おまけ目的で買う食玩とちがって、こういうおまけはやっぱり何処までいってもおまけの域を脱しない。描く言う萌兄も、そういったおまけをこの前貰ってしまったのだ。
先日のブログにも書いたけれど、小さいながら萌兄も家を購入した、するとどうだろう、一年ぐらい空き家になっていたから、いつの間にか野良のメイドさんがそこに住み着いてしまっていたのだ、これは困った。メイドさんを無下に追い出すわけにも行かないし、かといってメイドさんが居たのでは人に貸して家賃収入を得るわけにも行かない。困ったおまけだ。仕方ないのでメイドさんに家事でもさせて、萌兄が実家(実家と新居は自転車で10分くらいしか離れてないから、わざわざ出るのもめんどうなのだけれど)から出てそこで暮らすという選択肢もあるが、メイド付き一戸建てなんて、金がかかりそうであまり気が進まないし、だからといってメイドさんを実家で飼う(実家には一部屋余裕があるので不可能ではないが)というのも、他の家族が気兼ねするだろうし、本当に困ったおまけである。
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11月26日(木)21:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | メイドさん | 管理
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メイドを吊るす。 |
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| こんにちわ、萌兄です。
だいぶと寒くなってきました、寒い時はメイドさんと布団の中で運動するのが一番だと思われます。
さて、話は変わりますが下の写真は萌兄が先月訪れた千葉県の某道の駅で見かけたサザエが景品ののユーホーキャッチャーの写真な訳です。
サザエをアミューズメントマシンに投入するなんて、一年中潮風にもまれているせいで脳ミソの中まで塩漬けにされて居る人々でなければなかなか考え付かないものだよと思う萌兄。
しかしながら萌兄だって、一年中メイドの乳をもんでいる訳なので、脳ミソもメイド色にそまっているに違いないと確信したため、メイドさんのユーフォーキャッチャー製作を企画立案した次第なのである。
メイドさんの沢山詰め込まれた部屋の上には、まさしくユーフォーキャッチャーが付いているのだ。普通にメイドさんを購入しようとすると高額なので、こんなゲームでメイドさんを手に入れられれば安いものである。
メイドさんを吊るし上げるのは中々困難なものだ。ねんせメイドさんは掴み所が無いからだ、胸の大きなメイドさんの乳を掴めばいいのではと考えたが、確かに掴み易くても、メイドさんの全体重を支える事は出来ないから、直ぐに落ちてしまうのだ。頭を鷲掴みにしてもメイドさんが途中で気絶してしまうのでお勧めできない。
一番無難なのはメイドさんのウエストと股を挟んで持ち上げる形をとることだ(下の図を参照)。
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| それにしたって、メイドさんは柔らかくて、するりとアームの間から抜け出してしまう事が多いし、股にアームが変な形で食い込むと発情して暴れ出す事もあるから安心は出来ない。
まあ、運良くメイドさんを手にしたところで、メイドさんが居たのでは安心して眠れなくなる事は事実なのだけれども。
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11月22日(日)14:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | メイドさん | 管理
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物語の始まりと終わりと中間と。 |
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| さて10月末から11月初旬にかけては萌兄にとっていろいろな事を思わせるニュースが続いたのでそれについて少し話してみようカナとか何とか。
まず10月30日に思想家のレヴィストロース氏が100歳の長寿で亡くなりました。萌兄的にはかなり影響を受けた人物だったので残念な事です。
あと11月9日にベルリンの壁が壊されてから20年周年だったそうです。
どちらも西洋では結構なニュースになったそうですが、日本じゃイマイチでしたね。
でも、このイマイチさは日本固有のものとかではないと思います。
確かに、日本人は不勉強なところはありますが、何よりも、もう皆思想とかに興味を持たなくなってしまった事が原因なのではないかという事で。
例えば、今の若者に昔冷戦があったけれど、何でアメリカとソ連はいがみ合ってたのかときいても解らない人(テストの答え的なことをいえても思想の根底にあるものとかは解らないと思う)が多いだろうし、小泉政権で構造改革とかあれだけ言っていたけれど、その考え方の源流である構造主義の考え方を知ってる人は微々たるものだろうし、その第一人者といっても過言ではないレヴィストロースを知っている人はもっと少ないはずなのだ。
さて、冷戦が終わってこの世界から思想というものが負っていた一種の心のささえ、みたいな物が無くなってから20年経った、その後はアメリカ主導の自由主義政権による資本主義経済こそが正しい社会で、その中で豊かな生活をすることこそが、一種のイデオロギーとして一部の人を支えてきた。
でも、昨年の年末、大恐慌が起きた、まだどの国も立ち直れて居ないし、悪くなる一方だ。そんな社会に立たされている僕らの心境は、冷戦終結前夜の東側諸国の市民たちに似ている野かもしれない。
みんなお金儲けの哲学、スポーツで、芸術で、芸能界で成功している人の成功哲学みたいな本を読み漁って、自分もこうなれたらなと考える、期待できる世の中が嘗ては存在したのかもしれない、でもそれはもう訪れる事の無い未来なのかもしれない。成功すればどうにかなるとかそういうものではなくて、世の中全部が共倒れしてしまうんじゃないかと、それに皆気が付きはじめている。
成功できるかというより、生き残れるかどうかが危ぶまれている。20年前の東側諸国の人々は、そんな不安を何処にぶつけたか?そうベルリンの壁にぶつけたのだ。
あの頃の彼等にはまだ『ここではない向こう側』が存在した。こっちが駄目なら、向こう側に行けばいい。
でも、もう僕らには向こう側なんて物が無い。じゃあ、何処に行けば幸福な未来が待っているのか?でも、この20年間で幸福な社会を考え出すための『思想』という道具は錆付いてしまった。
物語は途中だというのに、僕らの物語はあまりにも先が見えなさ過ぎるし、見えやすくするための道具さえさび付いている。何処に亀裂があるか、何処に穴が開いているのか解らない。
20年前僕はまだ5歳だった。幼稚園の時、テレビで皆がコンクリートの壁をハンマーとかで叩いてワイワイやっている光景をテレビで見た事を覚えている。あの時僕はこの人たち何やってるんだろうと、とても不思議だった。
不思議に歓喜している大人達、彼等の未来は結局今に繋がっている。僕らの前には前よりもずっと破壊が困難な壁が聳え立っている。
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11月12日(木)23:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理
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研究の整理をしておきましょう。 |
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| ここで問題を整理するべきだ。例えばメイドさん。メイドさんは人間なのか、それとも人外生命体なのかという事だ。 メイドさんが発見されたとき、私はメイドさんの特殊すぎるメイドさんらしさ(例えばエプロンドレスによって強調された・・・メイド服はウエストをリボンで締めているため、普通の服よりも胸が際立つのである・・・乳の揺れなど)から、メイドさんは人間とは異質の存在と認識し、学名「オッパニアオッパイ」の名を与えたのだ。 試しにメイドさんを一匹購入し自宅で培養する事にした。プレパラートの上でメイドさんは元気良く仕事を始める。初日にプレパラートに定着させておいた病原菌は、三日もしないうちにメイドさんが綺麗に掃除してしまい、もはやその残骸すら見つけられない始末だ。 メイドさんの抗菌作用を発見した私は、その抗菌作用の源である物質をメイドさんから採取できれば様々な用途でそれを役立てる事が出来るに違いないと考えた。 早速メイドさんをビーカーにいれ煮たしてメイドさんから成分を抽出する事にした。30分も暖めるとメイドさん体から様々な成分が溶け出して独特な香りを醸し出し始めた。私はその溶液をメイド汁と名づけ、霧吹きに詰めてやはり病原菌を定着させたシャーレに吹きかけると予想通り菌は徐々に死滅していった。 私はメイド汁の中にある抗菌成分を特定するため様々な実験を行った、その結果、今まで我々が目にしたことの無いような結合のタンパク質を見つけ出す事に成功し、それに「メイド酸」と私は命名した。 メイド酸だけの入った溶液を病原菌の定着したシャーレに混入すると、見る見るうちに病原菌が死滅してゆき、メイド酸の殺菌作用が証明された。
このことから、メイドさんと頻繁に体液を接している人物(例えば、メイドさんと懇ろな関係になっている主人など)の健康状態が良好である原因を突きとめることが出来、また、人間の体内では生産できない『メイド酸』を精製するメイドさんは、人類とは一線を画す存在であると言う事が証明されたのだ。
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10月28日(水)10:58 | トラックバック(0) | コメント(0) | メイドさん | 管理
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