兄目線でアニメ
 
アニメに対する、視点、論点、あと,メイドさんとか、自作PCとか、鉄道とか酒とかな話。
 



シュールレアリズム
~説明~
抽象的な冒険、日本ではダダイズムとは切り離されて考えられることが多い。

知っているかい?

僕はつい先日の明け方、凄い体験をしてしまった。

その日、僕はデパートと図書館、ホームセンターが一つになったような建物の中で、人々が戦っている所を目撃する。

彼等は派手なコスチュームを着込んで、剣や魔法で戦っているのだ。これは愉快だなと思って僕も戦いに参加する事にした。

しばらく戦っていると、僕にも仲間ができて、次第に隊は大規模なものになっていった。時々戦いで仲間の腕とか足、頭がちぎれたり吹き飛んだりするけれど、魔法さえ使えば、元のようにくっ付いたり、生えてきたりするので問題は無い。そう、問題はないはずだったのだ。

そして油断してしまった。僕は敵の攻撃をモロに食らってしまったのだ、事もあろうに股間に!

皆さんはご存知だろうか?夢の中では、手も足も頭も千切れても繋ぎなおしたり再生したりすることが出来るけれど、ペニスだけは切れたら元のようにくっ付いてくれないのだ。

僕は絶望してしまった。中間達も僕に同情して、隊の中でもいいポストを与えてくれたけれど、権力への良くなんぞ、性欲に比べれば塵みたいなもんだ。そんなの何の慰めにもならない。

男であることに今まで色々悩まされる事があったにしても、こんな形で男をやめるとは・・・いや、去勢したわけではないから、事態はもっと深刻だ。

ペニスがない以上、自分の意思で射精できなくなったということはこれからはずっと夢精しか出来ないのかと思うと去勢した方がまだマシ、それよりも死んだ方がましとまで思ってしまったね。

ここまで聞いてメイドさんは「ペニスがなくても、前立腺マッサージすれば、射精できるそうですよ。」とけけけけと笑いながら言った。

まあ、どっちっでもいいのだ、所詮は夢の中の話なのだから。



6月3日(日)15:04 | トラックバック(0) | コメント(0) | シュールレアリズム | 管理

TV泥棒

何で人はレストラン、居酒屋に行くのか?家でだって飲み食いできるし、もっと安く収める事が出来るじゃないか!

問題はテレビなんだ。ちゃんとした居酒屋にはテレビは無いんだよ。テレビが無い空間を無意識に求めてるんだ。近代人は時計に支配を受けて、時計から離れるために隠遁生活を送る人間もいたけれど、現代人はなんと言ってもテレビから逃れるのに必死なんだ。

「流行ってない居酒屋とか大衆食堂って、テレビが置いてあるから何となくいたたまれないんだ。」

せっかくテレビを僕らは高い金払って買ってくるのに、テレビ局なんていい加減なもので自分の好きな番組しか流さない、テレビの所有権は連中に奪われてるんだ。

よく電気屋で営業目標立てているけど、そんな陳腐な話はないよ、だってテレビが売れるかどうかなんて、電気屋の問題じゃなくて、テレビ局の問題さ。

でも結局、家に居たらテレビを見ないわけにはいかないんだ、だって、テレビはもう其処に置かれてしまってるんだから。

「で、どうするの?リモコンはキミのすきにしていいさ。」と抑揚の無い声。

どうするたって、どうしようもできないじゃないか、テレビがあるんだ、世の中にはテレビも買えない貧民だって居るんだぞ、彼等に報いるためにも、テレビに電源を入れてやらないといけないんだ、例えどんなに番組がつまらなくてもね。



5月24日(木)21:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | シュールレアリズム | 管理

悲しみは只一つに。

「蛍の光だっけ?仰げば尊しだっけ?」メイドさんは人差し指を額につけて「そうそう、君が代だよ。ほんと卒業式って詰まらない、式なんて誕生日を祝ってもらえないと癇癪を起こす餓鬼の為のものじゃない!」

教育っていうものは、正当な洗脳に過ぎないんだ、その締めくくりが陳腐なものなのは当然なんじゃないかな。

「そもそも、卒業式で愛国心持ち出す連中なんて、皆インポテンツなんでしょ?」

パイプカットの手術に失敗した虚勢患者みたいなもんさ。被害者面なんだよ連中は。

「被害者?被害妄想もいいところだよ!気がおかしくなってるんだ。そもそも国に限らず何かを愛せって強制する時点でストーカーと変わらないんじゃないかな?」

そんな大層な事じゃないよ、愛なんて結局、建前さ。奴等、日本銀行の心配をしてるんだよ。みな国に愛想つかして出て行ったら、日本銀行が潰れてしまう。そんなことになつたら、今までこつこつ貯めてきた小銭が全部パーになってしまう。愛国者なんてのは単なる拝金主義者の表の肩書きさ。

だから、貧乏人に愛国者はいないんだよ!



5月23日(水)21:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | シュールレアリズム | 管理

便器について

「キミ、トイレ汚さないね。関心関心。」

大した問題じゃない、コツがあるのさ。昔は僕も結構汚したものさ。何で男が立って小便するかわかるかい?

「そんなの考えたくも無い。」

子供の頃はみんな上手に小便が出来たからさ。いう事を素直に聞いてくれるから、便器の外に小便を漏らすなんて事ほんとに少ないんだ。でも大人になるとその・・・まあ、あまりいう事を聞かなくなる。性欲に関することだけでなくて、小便をするときも上手くいかなくなるんだ。でも、子供の頃の名残でそうするしかないんだよ。男って本当に悲しいもんさ。

「でもキミは便器を汚さない。」

セックスレスの夫婦の夫は便器を汚さないそうだよ。

「何の話?」

男ってのは血の繋がらない女には基本的に発情できるのさ。間接キッスって知ってるだろ?

「しってるよ。」

発情しうる女性が座った便座に自分が座る。これは間接キッスなんかよりもずっと気分がいいだろ!でもこれは日常的にしりを触りあっている男女間ではこういった情況にならない。

「それでキミも、小便の時に、あたしの座った便座に座りたくて便座に座って用をたすのか、納得。キミとセックスしないでよかったよ。」



5月22日(火)21:55 | トラックバック(0) | コメント(0) | シュールレアリズム | 管理

死に至る病

街で見かけるアベックはどうも見せびらかしているようで汚いもので。

恋人を作る目的で作った恋人は恋人なのかなって思う。

連れ合いって、癌みたいにいつの間にか出来て、いつの間にか付き合い始めて、いつの間にか死を共有するものじゃないのかな?

「なるほど」



5月14日(月)20:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | シュールレアリズム | 管理


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